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涼やかな風が吹くマリア様の丘にやって来たあいつは、そう! [アニメ]

 宮前かなこ。

 つまり相変わらずアニメさんは見ているわけなのです。今期もオリジナルを
中心に豊作で嬉しい限りであります。駆け足で序盤の感想を。


「まりあ✝ほりっく アライブ」

 うむ、安定の変態。というかかなこさん原作でもアレなんだけど、徐々に
アニメの方でも変態通り越してヒトでなくなって来てるような気が。あとは
出番がどんどん減らされる展開と言いながらおいしいところをかっさらう
かなこさん口封じの回の構造ギャグをどうやってアニメの方で調理するか、
に期待がかかります。

 あと主題歌はもうこのまんまでいいよね。なにこのARIELみたいなの。
やだもうかっこいいじゃない。ナニに力を入れてるんですかSHAFTさん。
もっとやって下さいもっともっと。

 妄想戦士宮前かなこはイントロの立ち上がりの音が心地よくてすてき!
杉田さんには悪いけど、これをハニー・ナイツみたいな昔の男性コーラスで
吹き込んだらさらにかっこいい曲になるんじゃないかと思ったりします。



「花咲くいろは」

 温泉旅館に居候する高校生の、日常だけど非日常なドタバタコメディ。
時に恋愛にもじもじしたり、バカ力で突進したり、おかみさんが締めたり、
緩急自在なオリジナル現代劇作品。のったりと眺めて、笑ったり微笑んだり
できる作品だと思います。古いドラマの「ありがとう」シリーズを思わせる
感じが。学園パートはあくまでライバル旅籠の娘との接点としての場で、
旅館パートがメインなのですよね、これ。社会に出た経験のある人の方が
より楽しめるドラマかもしれません。



「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」

 まだまだ謎が多い作品。懐古と今を繋ぐことで、今という時間に生きる
人達を再び繋げて笑顔になって欲しい、とめんまさんは思ってるのかな?
本人も動機がわかってないようなことを言ってましたが。動機そのものが
力となってめんまさんを召喚したようにも思えます。

 現実と非現実が徐々に当たり前のように溶け合って来て、仁太さんの
主観からめんまさんが漂い出した時、一体何が起こるのでしょうか。
終わらない悪夢が終わる?それとも、素敵な夢幻の経験になる?超平和
バスターズのみんなの笑顔が最後に見られることを期待しています。

 あとめんまさんは地上波で鳴子さんのあだ名を連呼しすぎだと思います!
はらはらしちゃうじゃないですか、もう。



「よんでますよ、アザゼルさん」

 原作は前から単行本で追っかけていたのでございますよ。クセのある
万人受けしない下品で暴力的な内容なので、アニメ化が決まった時には
冗談かと思いました。

 しかも血まみれエログロギャグをやらせたら天下一品の水島監督が
関わるということで、やりすぎやしないかと不安もありましたけれども
そこはそれうまいことテンポよく仕上げてあって楽しい作品に。よい
拾い物になりました。

 また、声キャストがびっくりするほどはまってて楽しいんですよね。
小野坂さんマジリアルアザゼルさん。性格どころか顔まで似ゲフンゲフン*
あとアンダインさんにリアル悪魔憑きの小林ゆうさんは卑怯すぎます。
演技に入ると悪魔が乗り移る声優、あんなに素敵な美人さんなのに、
業界一の狂気演技に定評のある小林ゆうさんをキャストに入れるなんて
なんという恐ろしいことを。Webラジオのゲスト回が今から楽しみです。



「Tiger & Bunny」

 やっぱりいい!おっさんがボヤきながら締めるところは締める話は
いい!今期の思わぬところから飛び出してきたダークホースですね。
何に出くわすかわからないからオリジナル作品は楽しいのです。一話
完結スタイルの、現実社会でドタバタしながら悪と戦い生活とも戦う
ストーリーっていうのは、80年代くらいのマーベルコミックスの空気
に近い感じがして個人的にとても好きだったりします。

 そして我らが注目のキング・オブ・ヒーローから一言!

 「ありがとう、そしてありがとう!」

 口に出すと勢いもあり心地よくってはまるフレーズですねぇ、これ。
セリフが色々と洒脱でまたいいんですよ、この作品。



「日常」

 原作を後追いで大人買い。ゆっこ!もっとゆっこを!あとみさとさん。
アニメも原作もとにかく勢いとテンポで不条理を押してまかり通っちゃう
学校パートがツボにはまってしまいました。

 が。

 東雲研究所パートは漫画の方では緩急の一部として一体化して楽しめる
んですけど、アニメの方では無理にプッシュされてて、長々と見せられて
いるとなにか全体のテンポのブレーキのようなものになっちゃってるよう
な感じがします。うっかりした事を言えば、ちょっと退屈かも。坂本さん
も白石さんじゃなくってもっと説得力のある大人の声の方がよかったかも
しれません。日常のWebラジオでは八面六臂の活躍なんですけど。

 もう個人的にはゆっこイチオシのちゃんみお連続激ツッコミ好きなので、
早く「焼き鯖」と「トリック・オア・トリート」が見たいです。



「GOSICK」

 これも結局最新刊まで原作を一気読みしてしまいました。なんというか、
懐かしい雰囲気ですねぇ、これ。少年少女向けの冒険活劇小説らしさが
またポプラ社の少年探偵団シリーズを彷彿とさせるところがあります。
あとはあまり科学考証とか現場検証とかはあえて深く考えないと吉。
探偵小説に慣れている人も、ミリタリーに知識がある人も、科学化学に
通じている人も、あんまりツッ込まないで流して流して読んでみて?
ひたすら素直じゃない図書館の妖精と帝国軍人の三男坊の素敵な関係と
掛け合い夫婦漫才を楽しむ作品で、いいと思うのですよ mon ami。

 さてアニメの方も引き続き拝見しておりまして。

 リバイアサン編もなかなか綺麗にヴィクトリカさんの狂言回しぶりが
織り込まれていて、2話でまとめたにしてはきっちりした出来でした。
原作を読み込みすぎのファンにはあの描写がないこの描写がない、と
不満があるのでしょうが、何もない空間に文字だけを重ねて空間を作る
活字メディアと、そもそもやりすぎると蛇足になる映像&音のメディア
では表現の勝手が違うので、あのくらいで丁度よいのだと思います。
何事も中庸が肝心なのだよ、きみ。

 それにしてもヴィクトリカさんの回転ごろごろキックには驚きました。
映像ならではの一発ギャグが結構あって楽しいですよね、この作品。

 でも第一次世界大戦の回想で砲塔つきの戦車は気になってしまって。
気にするなと自分で言っておいてなんなんですけども、海の方の描写で
ちゃんと低層艦橋の軍艦の列が描かれていたのに、ちょっと惜しいな、
と思ってしまったわけなのですよ。あそこはシュナイダー突破戦車とか
菱形戦車だったらよかったのに、とついつい悪い癖で考えた次第で。

 ともあれ、原作の最終巻合わせで進行しているという噂の本作品。
最後まで楽しみにしておるわけなのですよ、mon ami。

 来週は飛行機がいっぱい出てくる話だそうなのですが、ドイツ軍側の
どんな機種が出て来るのか大変気になります。

 さすがにゴータとかツェッペリン・シュターケンとかはないか。
全部ルンプラー・タウベだったら素敵なのに。
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