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奇跡の融合(エマージョン)のリ・マージョン。 [Webラジオ]

 ロコミパワー!

 と無駄に昌鹿野編集部のキーワードを唱えて、たまに検索している
という鹿野さんを召還!

 まあそれは置いておきまして。

 ダブル高橋ですわよダブル高橋。電波 de リ・マージョンのお話。

 とても安定していました。不安定なところがすごく安定していました。
理恵子さんのうろおぼえパワーが大炸裂です。凡コメントで流しながら
唐突な事態に「は?」と一瞬巣に戻ってつい黒いコメントを出してくる
美佳子さんの普段には聞けないトーンのトークもお変わりなく、これは
まさに奇跡のリ・マージョンのできるパルであると言えましょう。

 ラジオずれしていない人とどっちかというとアニラジ慣れしちゃって
いる人とのコンビ。年齢差もありますが、どちらかというとこういった
理由でこのパルは面白さの化学反応を引き起こすのでしょうね。定型に
なりそうな流れに思っても見ない直球が飛び込んでくる感じ。

 アニラジ関係を多く聞いていると、しょうもない定型文や常連投稿者
(投稿マニア)の決まり切った話題、例えばそれいつのセンスなんだ
どう聞いても1960年代くらいのナウなヤングが言いそうなドッチラケの
「番組の挨拶(これがまたセンスがダサい!)を決めましょう」や
「番組のなんとかネーム(背筋がカユくなる)」「パーソナリティーの
番組内愛称を(馴れ馴れしい上に古臭い仇名ばっかり)」などを始め、
お決まりの大学コンパ芸系の似たようなコーナー、若年者を装った態の
学校時節柄ネタの嘘投稿、ニュースサイトから引っ張って来た話題の
オンパレード、ただのベタベタヨイショ、などなど(死語たっぷりで
お送りしております)が大変横行しているような気がいたします。

 これは構成作家やプロデューサーなどの業界内人数が非常に少なく、
加えて大量の番組が平行して制作されているのも原因の一つではあり
ますが、なによりもそれに従って読み上げを続ければ「楽である」、
というのが一番の要因かとも思えてなりません。話題に困ったらば
ファンレターの読み上げ、話が膨らまなかったら音楽を流し続ける、
笑わせたり関心を引けなければ投稿に任せる、見事に規定の尺は
埋まり、そうすればとにかく番組は形にはなります。

 しかし。それは面白いのでしょうか?

 構成をする側のそういった苦肉の策、立ち上げ当初の設計図だけに
そのまま流されているパーソナリティーは、大丈夫なのでしょうか。

 わたくしは常に思います。本来であったら、コーナーも投稿ネタも
なくてもよいものだ、と。

 パーソナリティの方も生身の人間です。マサヤング師匠もキレて
おります。「人一人の人生にそんなに毎日毎日仕事であっちこっち
違う事話してネタ切れにならんほどおもろい事なんて起こるかい!」。
そういったところを補助するために、話のきっかけ、記憶の掘り下げ
のためのトリガーが必要になるわけで、企画も投稿も長く番組を続け
るための負担軽減措置としては必要だとわたくしも思います。

 ですが、突き詰めた理想論の上では、パーソナリティーが回す話が
単独で面白く続けられるなら、もうそれこそが楽しいわけですよ。
おもろい人の話が聞きたくて音声メディアを娯楽として選んでいるの
ですし、特定のパーソナリティの「話題を膨らませる才能」に惚れて、
番組タイトルが変わってもファンがついていくものですし。特に、
番宣目的で寿命が短い番組の多いアニラジの世界では、そういう経緯
でパーソナリティーに惹かれてそのまんま冠番組にも興味を持つ人は
多いはずです。

 コーナーなどいくらふっ飛ばしてもよいのです。投稿など、いくら
も読み上げられずともよいのです。それは、わたくしにとっては、
もうどうでもよいことなのです。

 それでも、わたくしはまだ、シビュラなのでしょうか。

 間違えました。

 シビュラ・アウレア、お答え下さい。

 「話が面白い人のラジオ」、を求めるのは、罪なのでしょうか。
トークが盛り上がって尺を全部潰してしまうことこそが、むしろ
本来あるべき姿であると望むのは、いけないことなのでしょうか。

 偏った見方だということは承知しております。ですが、とみに
尺が比較的枠に囚われていないWebラジオというものを多く聞き、
長かろうと楽しく聞ける番組を多く聴いて来たわたくしにとって、
もはやコーナーや投稿ネタは、番組を楽しむにあたってあまり必要
を感じないものとさえ思えるのです。

 ファンの交流という側面でのスパイスとしては必要不可欠では
ありますけれども、そればかりを絶対重視することはないのだ、と
わたくしは感じるのです。それは、本当にテンパスパティウムの
意思なのでしょうか?

 こんなわたくしはまだ、アニラジリスナーなのでしょうか。

 などと、ついシムーンごっこをしてしまいたくなるほど、ダブル
高橋に心を百合ゲフンゲフン*揺り動かされてしまったわけなのです。
変化と意外性、不快にならない話口、そして聞き取りやすい活舌と
声質。そして2人の高橋。まさに奇跡のリ・マージョンでした。
もう永久保存版です。電波 de リ・マージョンよ永遠なれ!

 いっそ音泉さんもこの放送プラス新録で Special flight CD を制作
してくれたらいいのに、と思う今日この頃。

 理恵子さんの無残な姿になったパソコンの行く末が気になります。

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